禺画像]
そのため、フランスはすでに数年前から、米国からは離れ、インド太平洋地域で積極的なアピアランスを示すことができる欧州諸国のグループを作ろうとしています。目的は『第三の道』として、またアジア太平洋地域における権力の中心として自らを提供することですが、実際はフランスはこれをうまく実現できていない。とはいえ、マクロン大統領はフランスがこれを望み、試みることを止めれば、中仏間に良好な対話は絶対に生まれないことを認識している。だからこそ、フランスは米国とは異なり、より抑制した対中路線を維持しようとしている。
日本のNATO事務所開設は、フランスにとって、中国との関係を悪化させるリスクを伴うものです。そのため、フランスは、日本との関係よりも中国との関係を重視し、NATOの東京事務所開設に反対しています。
引用・参照・底本
「【解説】中国のほうが大事 日本のNATO事務所開設はなぜ延期?」 SPUTNIK 2023.07.12