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日・韓に"付ける薬は無い"か
2023-10-22


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日本、アメリカ、韓国の3か国の空軍が、朝鮮半島地域で初めて合同訓練を行うことが報じられている。合同訓練は、アメリカのB52戦略爆撃機を使用したもので、朝鮮半島上空で行われる予定である。この訓練には、B52爆撃機を護衛する3か国の戦闘機の集団飛行が含まれている。特に、韓国の空軍基地にB52爆撃機が着陸するのは初めてのことだ。

 この合同訓練の背後には、2023年8月に行われた日米韓首脳会談での合意がある。バイデン大統領、岸田首相、尹錫悦大統領はキャンプデービッドで会談し、北朝鮮の核ミサイル開発に対処するために協力し、3国間の合同演習を拡大することで合意した。これは、北朝鮮の核開発への共同対応策の一環として行われている。

 北朝鮮は、このような演習を自国への軍事的な脅威と捉えており、演習に対して非難の声明を出している。北朝鮮の立場から見れば、これらの演習は自国の安全保障に対する脅威と見なされており、国際的な緊張を高める要因の一つとなっている。

 この合同訓練は、地域の安全保障情勢に対処するための日本、アメリカ、韓国の協力の一環として行われており、北朝鮮の行動に対する共同の対応策として位置づけられている。

【要約】

日本、アメリカ、韓国の3か国の空軍が、朝鮮半島周辺で初めて核兵器を搭載可能なアメリカのB52爆撃機を使用した合同訓練を実施することが報じられている。これは、朝鮮半島地域での日米韓の合同空軍演習が初めて行われるもので、重要な戦略的資産であるB52が韓国の空軍基地に着陸するのも初めての出来事である。

この合同演習は、日本、アメリカ、韓国の空軍が協力してB52を護衛し、共同で訓練を行うもので、朝鮮半島上空で実施されます。この種の演習は、地域の安定と防衛のために行われるものであり、各国の軍事力の連携と協力を強化する役割を果たす。

この合同演習は、2023年の8月に行われた日米韓首脳会談で合意されたもので、アメリカのバイデン大統領、日本の岸田首相、韓国の尹錫悦大統領が集まり、北朝鮮の核ミサイル開発に対処するために3か国の合同演習を強化することで合意した。この合意は、北朝鮮の核ミサイル開発への対応に焦点を当てており、北朝鮮はこれらの演習を自国に対する軍事的な脅威と見なす声明を出している。

この事例は、地域の安定と平和を維持するために日本、アメリカ、韓国が協力し、共同で訓練を実施している一環であり、地政学的な状況や国際的な安全保障に関する重要な動きとされている。

【桃源寸評】

 対北朝鮮策としては、全くの愚策となろう。北朝鮮にとつて、核の放棄は政権の崩壊に等しい。

 米国の此れ迄の愚策がそうさせている。そして、日・韓、破滅的状況を醸成するのは愚策中の愚策である。
 と云っても、"付ける薬は無い"か。

 例えば、

 「イラク・リビア事態は米国の核先制攻撃の脅威を恒常的に受けている国が強力な戦争抑止力を持たなければ、米国の国家テロの犠牲、被害者になるという深刻な教訓を与えている(2013年12月2日「労働新聞」)」、「イラクのサダム・フセイン政権とリビアのカダフィ政権は制度転覆をたくらむ米国し西側のの圧力に屈服し、核開発の土台をすっかり壊されて自ら核を放棄した結果、破滅の運命を免れなかった」(2016年1月6日の4度目の核実験を受けた8日付朝鮮中央通信論評)(『金正恩の核兵器――北朝鮮のミサイル戦略と日本』井上智太郎著 ちくま新書 2023年4月10日 第1刷発行)

などから判断が付く。

引用・参照・底本

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