https://www.asahi-net.or.jp/~np9i-adc/

モスクワ:大祖国戦勝記念パレード
2024-05-09


禺画像]
モスクワで行われる大祖国戦勝記念パレードの様子がSputnik日本から届いた。このパレードは、第二次世界大戦での独ソ戦勝利の79周年を記念して行われている。

 パレードには9000人以上の将兵が参加し、かつて活躍したソ連戦車T34や大陸間弾道ミサイルシステム・ヤルスなど70種類以上の軍事車両が登場する。さらに、天候が許せば戦闘機の飛行も行われる予定である。

 この大祖国戦争は、1941年6月22日に始まった。その日、ナチス・ドイツが独ソ不可侵条約を破り、ソ連に侵攻した。この戦争は、人類史上最も多くの犠牲者を出した武力衝突の一つとなった。戦線はバレンツ海から黒海に至り、800万人から1300万人の兵士が戦い、膨大な数の装甲車、大砲、航空機が投入された。

 ヒトラー率いるドイツは「電撃戦」で速やかな勝利を目指したが、ソ連軍は敵を疲弊させ、戦況を逆転させた。その結果、ドイツとその同盟国は850万人以上の死者を出し、ソ連も2700万人以上の犠牲を払った。

 そして、1945年5月8日(モスクワ時間では5月9日)、ドイツが無条件降伏した。この日が戦勝記念日とされ、軍事パレードや慰霊行事が行われる。これらの行事は、戦争の犠牲者を偲び、その勇気と犠牲に敬意を表するものである。  

【視点】

2024年5月9日、モスクワで大祖国戦争(第二次世界大戦の独ソ戦)の戦勝79周年を記念した軍事パレードが盛大に行われた。以下、パレードの詳細と、この記念日に関する歴史的背景は次のようである。

パレードの様子

参加人数: 9,000人以上の将兵
参加車両: 70種類以上の軍事車両
当時活躍したソ連戦車T34
大陸間弾道ミサイルシステム・ヤルス
その他: 天候が良ければ戦闘機の飛行も行われる。

式典の様子

プーチン大統領が演説を行い、第二次世界大戦におけるソ連軍の勝利と犠牲者を称賛した。
戦争で亡くなった兵士たちを追悼する黙祷が行われた。
パレードの参加者たちは、「ロシアに栄光あれ!」などのスローガンを唱えながら行進した。

大祖国戦争の歴史

期間: 1941年6月22日〜1945年5月9日
交戦国: ソ連 vs ナチス・ドイツおよびその同盟国
死者数: ソ連側約2700万人、ドイツ側約850万人
戦場: バレンツ海から黒海までの広大な戦線

主な戦闘:
レニングラード包囲戦
スターリングラード攻防戦
ベルリン攻防戦

戦勝記念日の意義

ナチス・ドイツに対するソ連の勝利を記念する日
第二次世界大戦におけるソ連軍の犠牲を称賛する日
平和の重要性を訴える日

ロシアにおける戦勝記念日

ロシアにとって最も重要な祝日の一つ
毎年、軍事パレードや記念式典などが行われる

・ロシア・モスクワで開催中の大祖国戦争(第二次世界大戦の独ソ戦)勝利79周年記念軍事パレードの様子を説明している。

・パレードの模様

9,000人以上の将兵が行進
当時活躍したソ連戦車T34や大陸間弾道ミサイルシステム・ヤルスなど70種類以上の軍事車両が参加
天候が良ければ戦闘機の飛行も行われる

・大祖国戦争とは

1941年から1945年までソ連とナチス・ドイツの間で行われた戦争
第二次世界大戦の重要な戦場の一つ
4年間にわたる戦闘で、双方が合わせて800万〜1300万人の死者を出す人類史上最も悲惨な戦争の一つ

・戦勝記念日の意義

ソ連軍がナチス・ドイツに勝利したことを記念する日
ロシアにとって国家的な祝日
軍事パレードや記念碑、慰霊碑への献花など、様々な記念行事を通して、戦死者を追悼し、平和の尊さを改めて認識する日

・パレードの様子は、スプートニクの配信でご覧いただける。

・補足情報

今年の軍事パレードには、ウクライナ侵攻に参加している部隊も参加している模様。

パレードには多くの市民が詰めかけ、ロシア国旗を振ったり、兵士に拍手を送ったりしている。


続きを読む


コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット