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ロシアと日本
2024-06-24


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【桃源閑話】

 殴り付けておいてから、「意思疎通の機会を確保する重要性」を説いても説得力に欠ける。

 「ロシア外務省は、同省のリュドミラ・ヴォロビヨワ・第3アジア局長と日本外務省欧州局中込 正志局長との会談後、これを総括した報告書を発表し、その中に対抗措置についての文言を記載した」
 
 「我々は、岸田文雄政権の短絡的な敵対政策によって前例のない低い水準にまで落ち込んだ二国間関係の現状について、ロシア側の原則的な評価を日本の外交官に提示した…。関係の完全な破壊に向かう次の歩みは、日本政府が6月21日に採択した、わが国に対する非合法的で一方的24番目のいわゆる制裁措置の『パッケージ』であった」(日本の新対露制裁は関係の完全破壊への一歩=ロシア外務省 sputnik 日本 2024.06.22 [URL] 

【閑話 完】

【概要】

 2024年6月24日、林芳正官房長官は午前の記者会見で、21日にモスクワで行われた日本とロシアの外務省高官の会談についてコメントした。この会談では、日本外務省の中込正志・欧州局長とロシア外務省のリュドミラ・ヴォロビョワ・アジア第三局長が出席し、日露間の意思疎通の機会を確保する重要性について話し合われた。

 林官房長官によれば、日本側はウクライナ情勢に関する日本政府の立場を説明し、ロシアが北朝鮮との軍事協力を進めていることに対する懸念も伝えた。一方で、ロシア側からはロシアの立場に基づく意見が述べられたということである。

 林氏は、ウクライナ情勢の影響で日露関係が厳しい状況にあることを認めつつも、こうした状況下でも意思疎通の機会を確保し、日本の立場や考え方を伝えることの重要性を強調した。また、今回の会談がその意味で意義深いものであったと述べた。

 この会談は、現在の複雑な国際情勢の中で日露関係を維持し、相互理解を深めるための重要な一歩と見なされている。

【詳細】
 
 2024年6月24日、林芳正官房長官は午前の記者会見で、21日にモスクワで行われた日本とロシアの外務省高官による会談の詳細について説明した。この会談には、日本外務省の中込正志・欧州局長とロシア外務省のリュドミラ・ヴォロビョワ・アジア第三局長が出席し、両国間の意思疎通の重要性が強調された。

 会談の背景と意義

 林官房長官は、ウクライナ情勢により日露関係が非常に厳しい状況にあると認識している。しかし、こうした困難な状況においても、日露間の直接対話の機会を確保することが重要であると述べた。日本側が自身の立場や懸念を直接ロシアに伝えることで、誤解を避け、両国の相互理解を深めることが期待されている。

 会談の内容

 1.ウクライナ情勢

 日本側は、ロシアのウクライナ侵攻に対する日本政府の立場を明確にした。これは、国際法の尊重や主権の侵害に対する強い懸念を示すものであり、日本が一貫して非難していることを再確認した。

 2.北朝鮮との軍事協力

 ・会談では、ロシアが北朝鮮と軍事協力を進めていることに対する日本側の懸念も表明された。特に、プーチン大統領が北朝鮮を訪問する意図が示されたことについて、日本は地域の安全保障に対する影響を懸念している。

 3.ロシア側の反応

 ・ロシア側からは、ロシアの立場に基づく説明が行われた。具体的な内容については明かされていないが、双方の立場の相違が再確認されたとみられる。

 今後の展望

 林官房長官は、今回の会談を通じて、日本の立場を直接ロシアに伝える機会が得られたことを評価した。特に、現在の国際情勢においては対話の継続が重要であり、今後もこうした意思疎通の機会を積極的に活用していく考えを示した。

 また、今後の外交方針として、林氏は以下の点を強調し。


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