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【桃源寸評】
<頭の上の蠅も追えない>負け犬同士が寄り添っても、負の和としかならない。
NATOはもう解散か、EU内に留まるべきであり、もうこれ以上実力・能力不相応なことに首を突っ込むな。アジア太平洋地域を掻き回すなど、以ての外である。
日本と中国の仲を更に引き裂こうという算段なのか。
日本も<ぽん引き>の如き真似はもう止めよ、Yellow Lives Matter!
EU(NATO)・米国、次の獲物と観たか、東アジアを。
なぜ欧米に騙されるのか、なぜ欧米に弱いのか。欧米文化が世界を支配してきたわけでない。平伏する謂れは全くない。
日本、<煽てと畚には乗るな>である。
日本、国際社会の動きをよ〜く観察せよ。
【寸評 完】
【概要】
2025年4月6日、NATO(北大西洋条約機構)事務総長マーク・ルッテは、日本訪問を前に日本経済新聞とのインタビューにおいて、日本とNATOが「パートナーシップを次の段階へ進める」計画を明らかにした。ルッテは、中国について「脅威として見なされつつある」と述べた。
この発言および訪問について、中国の専門家である遼寧省社会科学院のLu Chaoは、NATOがアジア太平洋地域における緊張を煽り、自身の存在意義を誇示しつつ、米国の新政権との間で広がる亀裂から注意を逸らそうとしているものであると分析している。
ルッテは、日本や他のインド太平洋地域のパートナーとの「より実務的な協力」が、いわゆる「世界的な安全保障上の課題」に対応する上で重要であると述べた。具体的には、情報共有や防衛産業分野における連携強化を挙げている。
ルッテによれば、NATOは日本のみならず、オーストラリア、ニュージーランド、韓国(いわゆるインド太平洋4か国=IP4)との協力関係の強化を目指しており、「共同声明を超えて、より実務的な関係を構築すべき」と語っている。
Lu Chaoは、NATOの東方への影響力拡大を目的とするこの訪問は、日本に対しNATOのインド太平洋戦略への積極的関与を促す圧力にもなり得ると指摘している。また、米国の新政権下でNATOの地位は脅かされており、防衛費の問題やウクライナ危機への対応などをめぐって米国とNATOの間に意見の相違があるとも述べられている。報道によれば、米国がNATOからの離脱を示唆したこともあったという。
中国に関して、ルッテは、米国の報告書を引用しつつ「中国は2030年までに1000発以上の運用可能な核弾頭を保有する」と述べ、中国が「脅威として見なされる」との見解を示した。
これに対し、中国外交部の報道官・林剣は、2024年12月の米国報告書について「偏見に満ちており、中国脅威論を誇張することで、米国の軍事的優位を維持するための口実に過ぎない」と批判した。林剣はまた、「中国は世界の平和・安定・発展のための力であり、同時に自国の主権・安全・領土の一体性を守る決意も固い」と述べた。
中国当局は、NATOのアジア太平洋地域への拡大志向に対して一貫して批判を行っており、2024年7月にワシントンで開催されたNATO首脳会議に関連する発言でも、林剣は「NATOがアジア太平洋に触手を伸ばし、地域諸国および米国との軍事・安全保障協力を強化することは、中国の利益を損ない、地域の平和と安定を損なうものである」と述べた。
さらに、「NATOは冷戦思考、陣営対立、ゼロサム的思考を捨て、中国に対する正しい認識を持ち、中国の内政干渉や中国への中傷をやめ、中欧関係を妨げず、ヨーロッパに続きアジア太平洋にも不安定を持ち込むべきではない」と訴えている。
Lu Chaoは、NATO事務総長の今回の発言および訪問について、「東方拡大とアジア太平洋地域におけるNATO的同盟の構築を推進するものであり、長期的には同地域の不安定化を招く恐れがある」と述べた。
【詳細】
NATO事務総長マーク・ルッテの日本訪問に関する背景や内容をさらに詳述すると、次のような点が浮かび上がる。