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【桃源閑話】
馬鹿げた話である。「過剰生産能力」の事である。
先ず、幾ら安くても不要なものは買わないだろうし、売れないものを過剰に生産するバカもいない筈だ。それが道理というもであり、市場経済の論理というものだ。
売れるから生産する。売れれば物も安価になるだろう。益々好循環に物事が回りだすようになる。過剰生産どころか、生産が追い付かない状況と言う、嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだ。
では米国の言うような過剰生産能力≠ェ存在するとすれば、需要供給の法則(需要曲線)により収斂するだろう。
自由経済(市場主義)を標榜する米国、真逆な屁理屈を述べるものだ。
が、中国は頭が働く、いかに見るように整理して説明を何度でも試みている。辛抱強いのも中国の特長かもしれない。
【閑話 完】
【概要】
中国メディア「人民網」によるもので、アメリカが中国の新エネルギー産業に対して「過剰生産能力」の問題を誇張していると批判している。
アメリカの主張の批判
・アメリカは中国の新エネルギー産業の「過剰生産能力」が世界市場に打撃を与えていると主張している。
・しかし、これはアメリカが他国の先進産業を抑圧し、保護主義を遂行するための口実に過ぎないとしている。
中国の新エネルギー産業の発展の要因
・中国の新エネルギー産業の急速な発展は、持続的な技術革新、完備された産業・供給チェーンシステム、十分な市場競争によるものであると述べている。
・この発展は、政府補助金によるものではなく、市場の比較優位と法則の結果であると強調している。
アメリカの行動への批判
・アメリカは数千億ドルの直接的・間接的補助金を給付し、市場の資源配分に干渉していると指摘しています。
・アメリカが自国の新エネルギー産業が競争力を欠くために「過剰生産能力」をでっち上げた嘘だと批判しています。
・最終的に、アメリカこそが世界の公正競争を破壊していると結論づけている。
中国が新エネルギー分野で技術的な優位性を持っていることを主張し、アメリカの保護主義的な政策を批判する内容となっている。
【詳細】
中国メディア「人民網」に掲載され、アメリカが中国の新エネルギー産業に対して「過剰生産能力」の問題を誇張していることについて批判している。以下にさらに詳しい内容を説明する。
1. アメリカの主張とその背景
アメリカは、中国の新エネルギー産業が過剰生産能力を持ち、それが世界市場に打撃を与えていると主張している。特に、太陽光発電や風力発電などの新エネルギー技術において、中国の急速な成長と大量生産が市場に不均衡をもたらしているという懸念があるとされている。
2. 中国側の反論
・発展の要因
技術革新: 中国の新エネルギー産業の急速な発展は、持続的な技術革新によるものであると述べている。これは、中国の研究開発努力や技術的進歩が、新エネルギー分野での競争力を高めた結果である。
産業・供給チェーンシステムの完備: 完備された産業・供給チェーンシステムが中国の新エネルギー産業の成長を支えているとしている。中国は、原材料の供給から製品の製造、流通までの一貫した供給チェーンを構築しており、これが効率的な生産とコスト削減に寄与している。
市場競争: 中国の新エネルギー産業は十分な市場競争の中で発展してきたと述べている。市場原理に基づく競争が、企業の効率性を高め、技術革新を促進したとしている。
・政府補助金の影響
中国の新エネルギー産業が発展したのは政府補助金によるものではなく、市場の比較優位と市場法則の結果であると強調している。政府の補助金が主な要因ではなく、企業の自主的な努力と市場の需要に応じた結果だと主張している。